第一賽亭留の

私は「旅の目的地になる場所」で働きたいと考え、就職活動をしていました。このホテルに泊まりたいと思っていただけるということは、それだけお客様からの期待が大きくなります。期待値が高いほどそれに応えるのは難しいですが、やり遂げた時の達成感は仕事のやりがいに繋がります。お客様のために何ができるか試行錯誤する日々がとても楽しいです。

チェックイン、お食事処などの接客はもちろん、お客様から見えない部分でもルームチェックや備品発注など幅広く行います。大きなホテルはフロント担当やレストラン担当など部署が分かれるケースが多いですが、全15室の小規模施設である「翠山亭倶楽部定山渓」は様々な仕事に挑戦できます。自分がチェックインをしたお客様のご夕食、ご朝食、お見送りまで全て担当できることもあります。小規模だからこそ、お客様の滞在をより良くするために手間と時間をかけることができるところが魅力だと思います。時には客室清掃のフォローや虫退治に走ったりもしますが、一緒に頑張ってくれる仲間のおかげで何事も楽しいです。

年に1回開催している全社イベント「寶亭留アワード」の副賞として、東北地方に連れて行ってもらいました。2泊3日で仙台や蔵王温泉を巡り、自分が観光客になってみることで得られる発見もたくさんありました。また、普段はあまり会う機会のない他館のスタッフや上司も一緒だったので、人間関係の輪も広がる良い機会でした。和やかな雰囲気でリフレッシュしながら、学ぶこともできて、その後の実務にも活かすことができると思っています。

入社してからの2年間でたくさんのお客様にお会いして、「お客様の期待を超える」ということが簡単ではないことを実感しています。自分が良かれと思ってやったことが裏目に出ることもありました。ですがこの仕事は、お客様からの直接のお声はもちろん、アンケートや口コミを通してお客様の気持ちを知ることができる場面が多いので、反省したり喜んだり、成長機会がたくさんあると思っています。毎日お客様の反応と答え合わせをしながら試行錯誤する分、良い評価を得られた時には達成感が大きく、やりがいが感じられます。

私は第一寶亭留に集まる「人」が好きです。お客様や一緒に働くスタッフなど、毎日多くの人に関わりますが、本当に皆さん素敵な方ばかり。 職場は和気あいあいとしています。話すことが好きなスタッフが多いので、館内でもお客様と楽しくお話ししているところをよく見かけます。旅館は堅いイメージを持たれることもあるかもしれませんが、そんなことは全くありません。 スタッフの年齢層は幅広く、気さくに話しかけてくれたりフォローしてくれるベテランさんや、同じ方向に向かって頑張れる同僚がいます。壁にぶつかった時には一緒に悩んで、達成したら言葉にして喜び合える仲間がいることが心の支えになっています。 また、有難いことに第一寶亭留はリピーターのお客様も多く、スタッフの顔と名前を覚えてくださる方もいます。いつもあたたかく声をかけてくださるお客様のおかげで接客がとても楽しく感じられています。

新しいことにチャレンジし続けることです。ホテルという枠を超えて、お客様の滞在をより良くするための取り組みが絶えません。「あったら良いな」というものを実現してくれます。それぞれの施設が個性を持っており、最近始まった「36時間ステイプログラム」や「第一寶亭留プレミアムアクセス」などグループ施設で色々な楽しみ方ができるところも魅力であり、第一寶亭留らしさだと思います。

2年間「翠山亭倶楽部定山渓」で働いていますが、いつか違うコンセプトの宿でも働いてみたいと思っています。第一寶亭留は個性豊かな施設が揃っているので、希望すれば色々なことに挑戦できます。その宿によってお客様に求められることや業務内容も変わってくるので、新しいことに挑戦して自分の引き出しを増やしていきたいです。

休日はリフレッシュするために外に出ます。ドライブで遠出したり、気になるお店に行ってみたり、1人で岩盤浴に行ったり。アクティブに出かけることが好きなので、あまり家で大人しくしていることはないかもしれません。笑